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2008年3月30日 (日)

舞踏への勧誘~クナッパーツブッシュ名演集

Imgasp 山崎浩太郎の本でヒストリカル演奏に興味が出て買ったCDの1枚だ。文字情報で、「変わった演奏」だということはわかっていたが、どう変わっているのか興味津々で聴き始めた。

1曲目の「大学祝典序曲」冒頭1分くらいで「変わって」いることはよくわかった。日ごろ耳にしているウィーンフィルの精緻で洗練された響きとは全然違う。アマチュアオーケストラのように荒削りな合奏に聞こえる。

でも、聴き進めていくとだんだんノってきた。楽譜は見ていないが、他の演奏との比較で判断してかなり勝手なイントネーションを随所につけて演奏しているようだが、それがノリノリなのだ。まさにアマチュアのように、弾いている方も演奏を楽しんでいる感じがする。

自動的に物事が流れていくのではなく、生身の人間が汗水たらして動かしている。力をためたり、解放したりの波が大きく、「流麗」という言葉とは対極にあるような、無骨とも言える音楽だ。しかし、不自然とは違う。生理的な快感を呼び起こす働きがある。

機械化・自動化が尊ばれた20世紀後半の時代に、このような生身の人間の存在を感じさせる演奏が時代遅れだとされたのも無理もない。

技術の進歩はとどまることはなく、21世紀に入ってますますバーチャルな世界は拡大を続けているが、身体の動かし方を忘れたことへの反省もまた出てきている。そこまで話を広げる必要もないが、このような理屈抜きで聴いてノれる演奏スタイルの復権を強く期待する。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

理屈庵さん,おはようございます。

私のコメント,冒頭の日本語がおかしかったですねぇ。恥。

私の音楽を聞く姿が容易に想像されてしまうのもこれまた恥。

ということで家族の前ではできるだけ手控えているつもりですが,娘には「パパ,ノってるし」とよく突っ込まれています。やはり体には嘘はつけません。

中年音楽狂さん、コメントありがとうございます。

貴兄が自室で音楽を聴いて踊っている姿は容易に想像がつきます。というか、二十数年前からよく目にしました。

でもやはり家族の前ではやめておいた方が良いでしょうね...お互い。

理屈庵さん,こんにちは。

「ノり」は演奏スタイルに関するご意見には全面的に賛成です。クナとは随分違うかもしれませんが,私もクライバーの指揮するベートーベンに乗せられてしまった想い出を記事にしたことがありますので,TBさせて頂きます。

思索的な音楽があってもいいのと同様,祝祭的な音楽があっても然るべきで,私にとってはどちらも重要な音楽です。特に後者については,コンサート・ホールにおいてはさておき,自室で鑑賞している時はどのようなスタイル(それこそ踊りながらも可)で聞いたっていいと思っています。それが生理的な快感を生むならなおさらでしょう(我が家の場合,家人の手前,それは難しいですが...)。

ジャズでもロックでもクラシックでもラテンでも,踊りたくなるような音楽を聞いていると楽しいですからねぇ。

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