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2008年4月12日 (土)

食べ過ぎの心理学

飲食行動の心理学を研究しているコー ネル大学のワンシンク教授という研究者がいる。通常、私たちはお腹が減っているからとか、食べ物が美味しいから、食べたり飲んだりするのだと考えている が、実はそれ以外にもつい余計に食べたり飲んだりしてしまうことがあるという。余計な飲食に影響を与える心理学的な現象の例を挙げる。

・同じ量の飲み物を注いだつもりでも、細長いグラスには広口で背の低いグラスに比べて3割以上多く注いでしまう。(グラスの形の影響)

・ポップコーンを食べるとき、大きな容器に入っていると、たとえ湿気た1週間前のまずいポップコーンでも小さい容器の場合に比べて3割以上多く食べてしまう。(容器の大きさの影響)

・M&M(日本で言えばマーブルチョコ)が色分けされていると1色しかない場合よりたくさん食べてしまう。(色の影響)

・例えばステーキとアスパラガスが盛り合わせてある皿が2枚あって、盛り付けが左右逆になっている場合、左側に自分の好物が置いてある方を選んでしまう。(位置関係の影響)

・食欲のない高齢者でも雰囲気の良い照明と音楽のあるところで食事をさせると食べる量が増える。(雰囲気の影響)

・食べ物の名前をただの「チョコレートケーキ」から「バイエルン風黒い森のチョコレートケーキ」に変えると2割以上人気が出る。(名称の影響)


逆に食べる量を減らすことにつながる例もある。


・お菓子を小さな包装にすると食べる量が減る。(サイズの影響)

・お菓子を不透明な容器に入れておくと、透明なビンに入っていたときよりもおいしそうに感じない。(容器の透明度の影響)

自分の経験に照らしてもなるほどと思うものが多い。意外なことが飲食行動に影響を与えているものだ。

こんな研究が発達するのはアメリカ人に食べすぎ・太りすぎの人が多いからだ。最近は日本政府もメタボリック・シンドロームを減らすべく旗を振っているが、それでも日本人はまだ比較的自己管理ができる人が多いのかもしれない。

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