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2008年5月

2008年5月31日 (土)

上司マーケティング~サラリーマンで出世する方法(その2)

以前「サラリーマンで出世する方法」で、要は滅私奉公だと書いた。滅私奉公とは古めかしい言い方だったが、これを言い換えると上司マーケティングだ。

 
通常のマーケティングでは、

  売上げを増やしたい→顧客が望んでいる商品を開発する

という発想が基本になる。

 
上司マーケティングでは、

  出世したい→上司が望んでいる言動をする

が根本の発想である。
 
共通しているのは、自分の目的を達成するのに鍵を握っている人(達)が何を望んでいるのかをまず理解して、それに応える方法を考えるということだ。 

今日の(通常の)マーケティングでは、飽食・モノ余りの時代に顧客が何を望んでいるのかを把握することが困難になっており、統計的な調査分析手法などマーケティング・イノベーションに多額の投資がされている。 

一方、上司マーケティングでは、これまで経験的に上司の顔色を伺って、勘の良い一部の人達だけが上司が望んでいることを的確に理解し、それに応えることで出世してきた。 

吉田典史のこの記事 この記事では、どの職場にもあるエクセルを使って上司や同僚の言動から相手が何を望んでいるのかを分析する手法(「吉田スペシャル」、「吉田デラックス」」が提案されている。これまで勘の良い人達が頭の中で直感的に行っていたことを、パソコンをつかって見える化し、だれにでもできるようにする手法である。 

これは上司マーケティングのイノベーションと言っていいだろう。上司が何を望んでいるのかよくわからなくて悩んでいる人は試してみる価値がある。 

他方、マーケティングでは顧客をセグメント(一定の基準に従ってグループ化)することも重要な手法の一つだ。セグメントごとの顧客の嗜好や行動のパターンに基づいて、提供する商品の内容や販売方法を考えるという方法である。 

加納光のこの記事 の後半にある、「上司のタイプ別攻略法」は上司の仕事のやり方の癖に応じて部下としての上手な対応方法をまとめたもので、いわばパーソナリティを基準とした上司セグメント・マーケティングだ。この記事は女性向けに書かれたものだが、「上司のタイプ別攻略法」は性別に関係なく応用が可能だろう。 

「吉田スペシャル」で上司のタイプを把握し、「上司のタイプ別攻略法」を応用するという合わせ技も試してみてはいかがだろうか。

2008年5月24日 (土)

アマゾンの「ほしい物リスト」

3月にアマゾン(amazon.co.jp)の「ウィッシュリスト」が「ほしい物リスト」に変更された。 

小さなことのようだが、とかくカタカナ英語が氾濫するネットの世界で、何年も使っていた言葉を日本語、それも和語に変更したことは注目される。 

アマゾンでは「ウィッシュリスト(wish list)」という言葉を長く使っていたが、社会一般ではカタカナ語として定着してはいなかった。おそらくアマゾンの画面で「ウィッシュリスト」という文字を見ても何のことだかわからずクリックしなかった人も多いだろう。 

「ウィッシュリスト」は、移り気なお客の物欲を記録に留めることで売上げを伸ばすのに有効な方法だ(自分の経験では)。それなのに意味がわからずに素通りされるとしたらもったいない。

IT関連分野では英語を日本語に翻訳する手間をさぼってカタカナ表記するだけで済ませることが多いが、それでは一般の人々には伝わらないのだ。「ウィッシュリスト」→「ほしい物リスト」への変更はそれを示した例である。

2008年5月22日 (木)

職場に言論の自由はない

東京都教育委員会が都立学校の職員会議での採決を不適切だとした通知に、一人の都立高校校長が「言論の自由が失われている」として撤回を求めているという(asahi.com記事より)。その理由は、「何を言っても仕方がないという空気が広がり職員会議でほとんど意見が出なくなった」からだという。 

この校長は、勘違いも甚だしい。 

教職員にとって学校は職場である。経営者・管理者は、職場で職員に言論の自由を保障する責任などない。職場では、管理者・職員の双方に、組織目的に照らして適切な言動が求められているだけだ。 

もし職場で言論の自由が保障されたら、上司を馬鹿にするのはもちろん、お客に対して罵詈雑言を吐いたとしてもお咎めなしにしなくてはならない。そんなことで職場の規律が成り立つはずがない。 

憲法(公法)上の概念である「言論の自由」を持ち出してくること自体が根本的に間違っている。憲法は、国民の権利を国家が侵害しないように設けられているものだ。この校長は政治経済が担当だそうだが、公法上の概念と職場の規律とを混同しているようでは、担当科目の教師としての力量もはなはだ心もとない。 

もしこの高校で「何を言っても仕方がないという空気が広が」って職員会議が停滞しているとしたら、ひとえに校長の力量不足によるものだろう。この高校の教員たちは「この校長に何を言っても仕方がない」と感じているのではないか。 

東京都教育委員会があえてこんな通知を出さなくてはならないとしたら、都立学校の状況はよほどお寒いのだろう。 

ところで、このasahi.comの記事は、この校長が東京大学出身であることを強調して、あたかも「東大出の校長が言っていることだから正しい」と言わんばかりの書きぶりだ。朝日新聞は、建前は学歴主義を批判していながら記者は一流大学出身者ばかりで、こういうところに歪んだエリート意識が見えるのが実に浅はかだ。

2008年5月21日 (水)

初めてのフィットネスクラブ(つづき)

最初から

3.フィットネスクラブでの服装

初めてフィットネスクラブに行くときは、変な格好で笑われないだろうかってなことも結構気になる。流行はあるにせよ、大体次のような格好をしていれば浮くことはない。いきなり買うのが不安なら、フィットネスクラブでレンタルを利用することもできる。 

Tシャツ

トレーニング用パンツ(男性は短パンが主流)

スポーツ用靴下

屋内トレーニング用シューズ

タオル 

空調がされているので、冬でも長袖は必要ない。厚着をすると汗をかきすぎて脱水症状になる恐れもある。汗をかくこととやせることは別物なので、汗をかくこと自体を目的にした服装(サウナスーツ等)はやめたほうが良い。 

女性用のウェアはいろいろなバリエーションがあるので、慣れてきたら好みに合わせて替えていけばよい。 

プールでの格好はこうだ。 

競泳用水着

スイムキャップ

ゴーグル

タオル 

フィットネスクラブのプールは運動のための場所なので、ビキニとかダボダボしたビーチ用水着は不適当だ。水中で目を開けていることが苦にならないならゴーグルは必須ではない。 

4.上手なフィットネスクラブの使い方

せっかく入会しても上手な使い方を覚えないうちにやめてしまう人が多い。継続しないと運動の効果は出てこないので、短期間でやめてしまうのは逆にお金と時間を無駄にすることになる。 

運動を継続して効果を出すためには、次のようなことを心がけるとよい。 

・施設やマシンの使い方、運動のやり方がわからなかったら、躊躇せずにスタッフに尋ねる。

・自分の身体の状態と目的に合った運動の種類・強度・頻度についてトレーナーからアドバイスを受ける。

・1週間の生活サイクルの中にフィットネスクラブに行く頻度・曜日・時間を決める。

・他のお客の言動を過度に気にしない。

・体調が悪いときは無理しないで休む。

 

2008年5月19日 (月)

初めてのフィットネスクラブ

ダイエット(減量)やメタボリックシンドローム対策、介護予防など、健康管理に運動が効果的であることは誰でも知っている。しかし、自分にとって最適な運動のやり方(種目、強度、頻度)を正確に知っている人は少ない。 

お金はかかるがフィットネスクラブでトレーナーのアドバイスを受けて専用の施設で運動をするのは効果的な健康管理の一つの方法である。そこまでは知っていても、フィットネスクラブに馴染みがない人もいるかもしれない。そういう人のために手引きをまとめてみた。
 

1.フィットネスクラブにあるもの

店舗によって違いはあるが、大型の総合フィットネスクラブには通常、次の施設がある。

・マシンジム

・スタジオ

・プール

・風呂 

マシンジムには、有酸素運動(ランニングや自転車こぎなど)と筋力トレーニングをするための専用の機械が備えてある。機械を使う理由はおよそ次のとおりだ。

・広い場所を必要としない

・屋内なので天候に関わりなく運動できる

・目的に合わせて最適な動きができる

・強度が調節できる

・安全性が高い 

スタジオとは、床が板張りになっている大きな部屋だ。壁は1面が鏡になっている。ここでは、音楽に合わせて踊るようにする体操やストレッチなど、機械を使わない運動をする。運動の種類は時間割が決まっているので、あらかじめ時間割を見て好みのレッスンに出席する。 

プールは、説明は不要だろう。ただ付け加えると、プールといえば泳ぐための場所だと思われるかもしれないが、最近は水中を歩く運動をする人も多い。浮力を利用して関節に負荷をかけずに、運動することができるのだ。かなづちにもプールは無縁ではない。
 

2.フィットネスクラブの使い方

好みに応じた施設で運動し、風呂で汗を落として帰ってくればいい。初心者が気後れしがちなところを説明しよう。 

マシンジム

日常生活では他に見ることもない形・大きさの機械がたくさん並んでおり、利用者はそれを使って変な動作を繰り返している。筋力トレーニングのエリアはそんな印象だろう。機械は最初に正しいフォームと重さの設定の仕方を覚えることが大切なので、ここは勇気を出してトレーナーに質問しよう。だいたいトレーナーは手持ち無沙汰にぶらぶらしていたりするので、初心者から質問されればいざ出番とばかりに教えてくれるはずだ。有酸素運動の機械(トレッドミル、バイク等)も正しい使い方を最初に教えてもらおう。 

マシンジムの一角にバーベルやダンベルがたくさん置いてある場所がある。これをフリーウェイトエリアと呼ぶ。フリーウェイトというのは、特定の動かし方しかできないようになっているトレーニングマシンと対比して、自由に動かすことができるバーベル・ダンベルのことをこう呼ぶのだ。 

初心者はフリーウェイトを使用することは少ないが、運動の種類によっては軽めのダンベルを使うことがあるかもしれない。フリーウェイトエリアは、初心者にとってフィットネスクラブの中でも最も足を踏み入れにくい場所だろう。何しろ筋肉ムキムキの怖そうでむさくるしい男ばかりが集まっている。 

しかし、この男たちは自分自身のトレーニングに集中している。だから、初心者でも彼らのトレーニングの邪魔さえしなければ、干渉されることはないので、あまり恐れることはない。 

スタジオ

スタジオで行われるレッスンは千差万別だ。レッスン内容の説明がスケジュール表にたいてい書いてあるので、一通り読んで初心者向けのレッスンを選んで出よう。間違って上級者向けのレッスンに出てしまうと、ついていけないだけでなくレッスンの進行を邪魔することにもなりかねない。 

スタジオの中では場所も気になるものだ。まん前は、インストラクターがよく見えていいのだが、他の参加者から見られるので、それが気になる人は早めにスタジオに入って、後ろの方の場所を確保しよう。 

プール

プールで注意が必要なのは、入る前にアクセサリーを外し、シャワーで化粧・整髪料を落とすこと。スイムキャップの着用も義務付けられている。メガネも外す必要があるので、目が悪い人は度つきのゴーグルを用意しておく。 

コースごとに泳ぐ方向やウォーキング専用などと決められているので、表示を確かめて正しいコースに入る。

つづき

2008年5月18日 (日)

大儲けする方法

スポーツ選手など一部の専門職を除けば、1人の人間が1年間働いて直接生産できる価値は2百万円から8百万円程度だろう。時給に換算すると1000円から4000円に相当する。それを超える収入のある仕事は何らかの意味でレバレッジが効いている。 

レバレッジとは「梃子(てこ)」のことで、ファイナンス用語では、一定の金利で資金を借り入れて投資することでリターンを大きくすることをいう。

たとえば、自己資金を100万円持っている人が5%のリターンのある投資をしたとすると、儲けは5万円だ。もし1億円を借りて1100万円を投資すれば、505万円のリターンになる。借入金は当然利息がつくので、金利が3%だとすると、300万円の利息を支払って手残りは205万円になる。金利を支払っても、自己資金だけで投資をするのに比べると41倍の儲けになる。借入金という梃子を使うことで、投資のリターンを大きくすることができる。

投資以外にも、借りた資源を投入することで儲けが何倍にもなる梃子が働いていると考えられる場合がある。

組織で仕事をするのもそうだ。個人営業だった商店が、だんだん規模を拡大するにつれて手が足りなくなり、従業員を雇うようになる。売上げや利益が何倍にもなり、オーナー経営者の収入も何倍にも増える。1人ならできないような量・内容の仕事が、従業員の手を借りることでできるようになり、リターンが飛躍的に増えるのだ。

レバレッジを一番上手に使って大儲けをしているのは投資ファンドや投資銀行だろう。以前、ファンドマネージャーはごくつぶしだというを書いたが、この人たちだ。

普通レバレッジを利用する場合、借入金の返済に対するリスクは全部自分で負わなくてはならない。人を雇えば、従業員に給料を払う責任も負わなくてはならない。しかし、投資ファンドなどは元本保証をしていないので、リスクは一般投資家(投資資金を貸す側)が負担している。ファンドマネージャーは自分ではまったくリスクを負わないで多額の資金を投資し、大きなリターンがあったときはそこからがっぽりいただくという構造だ。投資家への還元はもちろんしなくてはならないが、何しろ投資額が大きいので、その一部を手数料として取るだけでも儲かるという仕組みだ。これを考えた人は賢い。

よく銀行のことを馬鹿にして「他人のふんどしで相撲を取る」といわれるが、それでも銀行は預金の元本保証をしているだけ真面目である。借りたふんどしを洗濯して返すのだから。汚れたふんどしを汚れたまま返す連中が一番儲けるのである。

2008年5月13日 (火)

寄付をするなら経費率に注意しよう

新聞・雑誌やWebで悲しそうな表情をした途上国の子供の写真を見ることがある。支援団体の募金広告だ。 

途上国の子供たちの衛生や教育を支援することはもちろん良いことだ。 

ただし、募金活動をしている団体のすべてが根っから良心的な人々によって効率的に運営されている保証はない。広告を出すのだって多額の費用がかかる。もしかしたら、あなたの善意の寄付金の大半が団体職員の人件費などの経費に使われてしまい、支援を必要とする子供たちに届くのはわずかな割合かもしれない。 

どうせ寄付をするのなら、できるだけその多くの割合が直接の支援活動に使われるようにしたいものだ。 

寄付金を出す前に、その団体が収支を公表しているか、経費率が高すぎないか、確認してみてはいかがだろうか。

2008年5月11日 (日)

「I Love A Piano」今井美樹

066 中年音楽狂氏強い推薦に惹かれて聴いてみた。何年か前に「微笑みのひと」をテレビドラマのテーマソングで耳にして印象に残っていたボーカルだった。 

透明感とともに柔らかさを感じさせる歌声で、すぐ傍で歌いかけられているような臨場感があり、引き込まれる。歌声の音程感が明確で、伸びがある。「微笑みのひと」で感じた長所がさらに純度を増している。

他の録音も聴いてみたくなり、手に入った旧作も聴いてみた(「IMAI MIKI from1986」、「Blooming Ivory」)。1990年代前半くらいまでは、最大の持ち味である声の透明感はあるが硬質でニュアンスに乏しい。強調するためにマスタリングでかなり音質を操作しているように感じられる。シンセサイザーや効果音を多用した安っぽいアレンジがうるさくて、ボーカルの存在感がかき消されている曲もある。バリエーションを増やすためか、ビートの利いた曲もあるが、持ち味に合っているとは思えなかった。

余分な調整をしない本来の声の質なのか、歳を加えるにつれて声が変わってきたのかわからないが、本作の方が声に柔らかさがあり、ずっとニュアンスに富んだ表現になっている。伴奏もピアノだけで、しかも上手いピアニストばかりなので、ボーカル、ピアノ双方のそれぞれの特質がよくわかる上質な仕上がりだ。選曲も持ち味によく合ったものだけを賢明に選んでいる。

2008年5月 6日 (火)

「変な学術研究1・2」エドゥアール・ロネ

原書では「変な学術研究」が1巻で、2巻は「まぬけな死体」という。1巻は分野を問わず変な研究を集めており、2巻はさまざまな死因に関する研究を集めたものである。

学者たちの研究成果の一端を紹介してみよう。
 

514fh6ztll_sl500_aa240_・ハトはモネとピカソの作品を見分けることができる

・バタートーストが床に落ちるときには、実際にバターを塗った面が下になる確率が高い

・まったく無作為に選んだ株式投資の結果が、専門の金融トレーダーと同等だった

・ドイツのユーロ紙幣の90%はコカインに汚染されている

・恋愛と強迫性障害とでは脳内に起きている現象は同じである

・サッカー・ワールドカップでフランスが優勝した日はフランスの心筋梗塞の死亡率が特別に低かった

・左利きは平均寿命が9年短い

(以上1巻)
 

51nkxqgxabl_sl500_aa240_ ・犬に撃ち殺された人がいる

・チェーンソーによる自殺はほとんどない

・飛行機事故の2~3%は自殺である

・14発も自分の身体にカービン銃で発砲してから息絶えた自殺者がある

・65歳以上になると自殺の成功率がはっきりと高くなる

・頭に釘を打ち込んでもほとんど自殺できない

・硬貨を700枚以上も飲み込んだ男がいる

・上空に向けて発砲した銃弾が落ちてきて死亡する確率の方が、普通に水平に発射された場合よりも高い(落ちてきた弾が頭に当たる確率が高いため)

(以上2巻)
 

ここでは結論だけを箇条書きで紹介したのであっさりしているが、大真面目でやった研究を揶揄するような取り上げ方をしたり、人の死に方に関してシニカルなコメントをつけたりと、フランス式ユーモアが全開でかなり冗談のきつい本だ。翻訳書で、かつ(失礼ながら)マイナーなハヤカワ文庫でなければ日本では出版できなかったのではないか。

あまり類書のない希少な本なので、学問とユーモアが好きな方は読んでみてはいかがだろうか。

2008年5月 3日 (土)

英語の発音といえば

私が愛読しているブログにある歌手の英語の発音がいかんという話題があったが、最近英語の発音で気になるのはマクドナルドのTVCMのエビちゃんである(とニックネームで呼ぶほど親しいわけではないが)。 

私はそれをこすっている。 

としか聞こえない”I’m lovin’ it”だ。 

マクドナルドのCMではいろいろな人がこのスローガンを発音しているが、「こすっている」人と、「気に入っている」人が混在している。 

外国語の発音はできない人にはどんなに努力してもできないので、あげつらうのも可哀想だが。私も英語はある程度なんとかなるが、ヒンディー語とかアラビア語はできそうもない。

2008年5月 1日 (木)

マルチ商法説明会体験記

マルチ商法の説明会に出席したことがある。企業間の提携話として持ち込まれたので説明を聞きに行ったら、マルチ商法だったのだ(もちろん提携は断った)。 

平日の午後。会場は、自治体が運営する施設の会議室。「○○研究会」と題されている。集まってくる人たちは、ごく普通のどこにでもいる風体の老若男女だ。立ち見が出るほどの超満員になった。 

司会進行は、商店を経営しているという、ソフトな語り口で善人風の中年男だ。商品のサプリメントが健康の改善に効果があるというプレゼンテーションをそつなくこなす。そしてこのサプリメントに関連して病気の抑制効果が特許で認められているかのような説明を付け加えた。だが、注意深く聴いていると、サプリメントに含まれているのと同じ物質に関する特許ではあるが、この商品自体ではないし、男も決してこれが特許商品だと口を滑らすこともない。 

その後、司会の誘いに応じて前に出てきた人たちが、自分や家族がこのサプリメントを使用していろいろな病気やけがが治ったという体験談を次々に披露する。末期がんが治ったという話をする人もいる。こうした人たちも、ごく普通の外見、物腰の人たちで、エキセントリックなところは感じられない。 

後半になり、本社の役員が登壇して、ネットワークビジネス(マルチ商法を彼らはこう呼ぶ)成功の秘訣を語る。それは、「毎日必ず最低2人の未知の人に話しかけること」だという。これは言うは易く行うは難いことだが、もしできればおよそどんな営業でも成功するだろう。 

そして、コミッションの仕組みの説明があり、代理店契約のお誘いになった。コミッションは、数パーセントから始まり、10階層近いピラミッドを構築すると25%まで上がるそうだ。 

説明会に出席して強く印象に残ったのは、主催者側も出席者側も、とにかく普通っぽい人たちばかりであることだった。欲がギラついているような感じの人はいない。もし近所の商店街を歩いていたとしても気にも留まらないような人たちなのだ。こういう一見普通の人たちが、金儲けのために根拠の不明な商品を知人に売りつけていると思うと人間不信になりそうだった。

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