2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

一人一票実現国民会議

  • 一人一票実現国民会議

FireFox

  • Mozilla Firefox ブラウザ無料ダウンロード
無料ブログはココログ

« 「最悪の危機からの脱出-サバイバル・ハンドブック」シリーズ J.ペイヴィン、D.ボーゲニクト | トップページ | 英語の発音といえば »

2008年5月 1日 (木)

マルチ商法説明会体験記

マルチ商法の説明会に出席したことがある。企業間の提携話として持ち込まれたので説明を聞きに行ったら、マルチ商法だったのだ(もちろん提携は断った)。 

平日の午後。会場は、自治体が運営する施設の会議室。「○○研究会」と題されている。集まってくる人たちは、ごく普通のどこにでもいる風体の老若男女だ。立ち見が出るほどの超満員になった。 

司会進行は、商店を経営しているという、ソフトな語り口で善人風の中年男だ。商品のサプリメントが健康の改善に効果があるというプレゼンテーションをそつなくこなす。そしてこのサプリメントに関連して病気の抑制効果が特許で認められているかのような説明を付け加えた。だが、注意深く聴いていると、サプリメントに含まれているのと同じ物質に関する特許ではあるが、この商品自体ではないし、男も決してこれが特許商品だと口を滑らすこともない。 

その後、司会の誘いに応じて前に出てきた人たちが、自分や家族がこのサプリメントを使用していろいろな病気やけがが治ったという体験談を次々に披露する。末期がんが治ったという話をする人もいる。こうした人たちも、ごく普通の外見、物腰の人たちで、エキセントリックなところは感じられない。 

後半になり、本社の役員が登壇して、ネットワークビジネス(マルチ商法を彼らはこう呼ぶ)成功の秘訣を語る。それは、「毎日必ず最低2人の未知の人に話しかけること」だという。これは言うは易く行うは難いことだが、もしできればおよそどんな営業でも成功するだろう。 

そして、コミッションの仕組みの説明があり、代理店契約のお誘いになった。コミッションは、数パーセントから始まり、10階層近いピラミッドを構築すると25%まで上がるそうだ。 

説明会に出席して強く印象に残ったのは、主催者側も出席者側も、とにかく普通っぽい人たちばかりであることだった。欲がギラついているような感じの人はいない。もし近所の商店街を歩いていたとしても気にも留まらないような人たちなのだ。こういう一見普通の人たちが、金儲けのために根拠の不明な商品を知人に売りつけていると思うと人間不信になりそうだった。

« 「最悪の危機からの脱出-サバイバル・ハンドブック」シリーズ J.ペイヴィン、D.ボーゲニクト | トップページ | 英語の発音といえば »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/442097/20672371

この記事へのトラックバック一覧です: マルチ商法説明会体験記:

« 「最悪の危機からの脱出-サバイバル・ハンドブック」シリーズ J.ペイヴィン、D.ボーゲニクト | トップページ | 英語の発音といえば »