2015年5月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

一人一票実現国民会議

  • 一人一票実現国民会議

FireFox

  • Mozilla Firefox ブラウザ無料ダウンロード
無料ブログはココログ

« 英語の発音といえば | トップページ | 「I Love A Piano」今井美樹 »

2008年5月 6日 (火)

「変な学術研究1・2」エドゥアール・ロネ

原書では「変な学術研究」が1巻で、2巻は「まぬけな死体」という。1巻は分野を問わず変な研究を集めており、2巻はさまざまな死因に関する研究を集めたものである。

学者たちの研究成果の一端を紹介してみよう。
 

514fh6ztll_sl500_aa240_・ハトはモネとピカソの作品を見分けることができる

・バタートーストが床に落ちるときには、実際にバターを塗った面が下になる確率が高い

・まったく無作為に選んだ株式投資の結果が、専門の金融トレーダーと同等だった

・ドイツのユーロ紙幣の90%はコカインに汚染されている

・恋愛と強迫性障害とでは脳内に起きている現象は同じである

・サッカー・ワールドカップでフランスが優勝した日はフランスの心筋梗塞の死亡率が特別に低かった

・左利きは平均寿命が9年短い

(以上1巻)
 

51nkxqgxabl_sl500_aa240_ ・犬に撃ち殺された人がいる

・チェーンソーによる自殺はほとんどない

・飛行機事故の2~3%は自殺である

・14発も自分の身体にカービン銃で発砲してから息絶えた自殺者がある

・65歳以上になると自殺の成功率がはっきりと高くなる

・頭に釘を打ち込んでもほとんど自殺できない

・硬貨を700枚以上も飲み込んだ男がいる

・上空に向けて発砲した銃弾が落ちてきて死亡する確率の方が、普通に水平に発射された場合よりも高い(落ちてきた弾が頭に当たる確率が高いため)

(以上2巻)
 

ここでは結論だけを箇条書きで紹介したのであっさりしているが、大真面目でやった研究を揶揄するような取り上げ方をしたり、人の死に方に関してシニカルなコメントをつけたりと、フランス式ユーモアが全開でかなり冗談のきつい本だ。翻訳書で、かつ(失礼ながら)マイナーなハヤカワ文庫でなければ日本では出版できなかったのではないか。

あまり類書のない希少な本なので、学問とユーモアが好きな方は読んでみてはいかがだろうか。

« 英語の発音といえば | トップページ | 「I Love A Piano」今井美樹 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/442097/20805963

この記事へのトラックバック一覧です: 「変な学術研究1・2」エドゥアール・ロネ:

« 英語の発音といえば | トップページ | 「I Love A Piano」今井美樹 »