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2008年6月10日 (火)

タクシー運転手はなぜ接待をしたのか

最近、財務省をはじめとする霞が関の中央官庁の役人がタクシー運転手にビールとおつまみなどの接待やタクシー料金の割戻しを受けていたことが明るみに出て問題になった。 

この報道に接して、「タクシー運転手はなぜ接待をしたのか?」という疑問を持った人は少なくないのではないか。タクシーに乗って接待をしてもらったことなどないのが普通だから、無理もない。 

タクシー接待には次のような背景がある。 

まず、中央官庁の役人はタクシーのヘビーユーザーである。国会質問の答弁案を作成するための深夜残業が頻繁にあり、電車では帰宅できなくなることが多い。なぜ深夜残業になってしまうかというと、翌日の国会質問が前日の晩になってから役所に知らされ、それから答弁案を作成するからである。20時に質問がわかったとして、作成作業そのものに2~3時間かかり、課長や局長の決裁を取るのに1~2時間かかるとすると、できあがるのは23時~翌日2時になってしまう。 

中央官庁はヘビーユーザーなので、霞が関には個人タクシーが多数集まってきて、客待ちの長い列ができる。タクシー運転手は実際に客を乗せるまでに1~2時間も待機することもある。 

それでようやく客を乗せるのだが、役人のうち公務員宿舎に住んでいる人は、比較的都心に近いところが多い。深夜割り増しを入れても3000円程度にしかならない場合も多い。延々と待機して挙句の果てに3000円ではタクシー運転手にとってはがっかりなのである。 

そんな中で、郊外の自宅に住んでいる役人に当たると1回で1万円以上の売上げになることもある。こういう遠距離客にはぜひ固定客になって欲しい。それで、接待するのである。 

まとめると、個人タクシーが遠距離の客に固定で指名して欲しいので接待をしたというわけだ。

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