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2008年6月 3日 (火)

「春の祭典」ストラヴィンスキー

空前絶後の作品だ。すなわち、「春の祭典」の前に「春の祭典」なく、「春の祭典」の後に「春の祭典」なし。 

ストラヴィンスキーが創り出したこの曲の様式は、模倣・追随を許さない1回限りのものだった。ストラヴィンスキー自身も同じ様式で2曲以上書くことはできなかった。 

ハイドンが完成させた交響曲という様式は、その後100年以上にわたって何十人という作曲家による何百曲という傑作の原型になった。これに対し、「春の祭典」は一時代を画する傑作でありながら、その様式に基づいて他の作品を生み出すことができた作曲家はいない(知られぬ駄作はあるだろうが)。 

私がクラシック音楽を聴き始めた頃、この曲はまだ現代音楽の範疇に入れられていた。今ではクラシックの普通のレパートリーになっている。何十年か生きているとこのように時代の変遷を実感することができる。 

初めてこれを聞いた小学生の頃、モーツァルトやベートーヴェンが好きだった子供として、「何だこれは!? こんなの音楽か?」というのが最初の感想だった。しかし、耳に心地よいメロディーや響きでできている古典派の音楽に比べて、混沌とした無秩序のように聞こえる音は、その意味を解き明かされるのを待っている謎のようにも感じられた。 

謎をわからないままにしておくのが嫌で、無理をして何度か聴くうちに、弦が刻むリズムがだんだん身体になじんできた。歌う曲でもテーマの展開を追う曲でもなく、ただ音を感じることの楽しみ方がわかったのだろう。 

しかし、今日に至るまで生演奏はまだ一度も聴いたことがない。シャープなリズムの演奏を一度聴きたいものだ。

(写真は、ブレーズ指揮クリーブランド管弦楽団と、シモノフ指揮ロイヤル・フィルのCD)

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