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2009年1月

2009年1月31日 (土)

男系継承の意義

NHKスペシャル「女と男」を興味深く見た。1回目と2回目では、女と男では脳の機能に違いがあること、女は採集と育児、男は狩猟に最適化していること、恋愛は子育てのためであることなどが説明された。ここまでは、これまでになんとなく感じていたことだったので、意外性はなかった。

 

3回目では、男性を決定する性染色体Yはいったん起きた損傷を修復できないため、損耗を続けていることが紹介された。Y以外の染色体は、2本で対になっているので、仮に一方の遺伝子に損傷が生じても、細胞分裂の際にもう一方から複写することで修復が可能だ。ところがYは1本しかないので、損傷が生じても修復することができずそのまま複製し父から息子に受け継いでいくしかない。そのため、1億6千年前にはY染色体にもX染色体と同様1000の遺伝子が載っていたが、損耗を続けて70にまで減ってしまった。

 

そのまま受け継がれていくしかないとすれば、できるだけ優秀なY染色体が多数残っていくことが人類にとって望ましい。どの男が優秀なY染色体を持っているのか容易に知ることはできないが、おそらく知力・体力ともに優れた男なのだろう。仮に優秀なY染色体を持っている男は支配者の地位につく確率が高いとすれば、現代以前にはどこでも一般的だったように、支配者は後宮を持って多数の子孫を残すことに生物学的な意義があることになろう。

 

Y染色体以外の染色体は、配偶の過程で遺伝子の組み換えが起こって変化していく。親子の間で変わらずに受け継がれるのは父から息子へのY染色体だけなのだ。遺伝子の知識のなかった時代に男系継承によってY染色体を継承する仕組みができたのは、長年の経験の中で父から息子にだけ伝わる何かがあることを察知していたのかもしれない。

2009年1月30日 (金)

Mozart Complete Works~弦楽五重奏曲全集

240_ 今井信子とオーランド弦楽四重奏団は、やや暗いが重厚で上品なつやのある音色で、格調の高い演奏をしている。作品そのものは親しみやすい気軽な曲調が多く、演奏する楽しみを重視したもののように思われる。

 

オーランド弦楽四重奏団は、ハンガリー、ドイツ、オーストリア、ルーマニアとヨーロッパ各地出身の音楽家が1976年にオランダを拠点として結成した。この五重奏には日本の今井信子(ヴィオラ)が加わっている。

 

この演奏はもともとスウェーデンBISの録音を、例によってBrilliantがライセンスして全集の一部としたものである。

 

Wolfgang Amadeus Mozart Complete Works

Volume 5: String Ensembles

Orlando

Quartet, Nobuko Imai (va.)

Brilliant Classics 92450

2009年1月27日 (火)

亭主関白は生活の知恵

最近はめっきり聞かなくなったが、かつて日本に亭主関白というものがあった。家庭内で威張っている亭主のことだ。男女平等が浸透した今日では時代錯誤としか考えられていない。

 

男のプライドは脆いもので、ちょっとしたことで傷つき、自信をなくしてしまう。自信がなければ仕事はうまくいかない。うまくいかないので自信をさらになくし、悪循環に落ち込んでしまう。

 

せめて家庭内では威張っていられれば、悪循環に落ち込まなくてすむし、立ち直るきっかけをつかむことができる。

 

亭主関白は“勝ち癖”を身につける役に立つのだ。どんなに偉そうにしている男でも所詮仕事では頭を下げなければならないことが多い。家庭内でもへいこらして嫁に頭を下げていたのでは、負け癖がついてしまう。自信ある態度をとることができれば、周囲からも一目置かれ、いざというときに実力を発揮することができる。

 

おそらく日本の妻たちは経験的にこういうことを理解し、次代に伝えていたのだろう。亭主が仕事で少しでも力を発揮して出世するように。

 

一見、亭主が威張っているようでいて、その実は女房の手のひらの上で踊らされている。これは一つの理想の夫婦像なのではあるまいか。

2009年1月25日 (日)

Messiaen Complete Edition~オルガン曲

610 32枚組のMessiaen Complete Edition(メシアン全集)を聴いている。

 

オルガン曲は、内省的、静謐、沈潜的なものがほとんどで、移動しながらウォークマンでという聞き方ではぜんぜん入って行けなかった。一部、L’Acensionの3曲目などダイナミックでやや聞きやすい曲もあったが。

 

メシアンは、教会のオルガニストでもあったので、カトリックの宗教に根ざした作品が多いのだった。「トゥーランガリーラ交響曲」でメシアンを知ったのだが、リズムやメロディーが明確になっている官能的な作品はむしろ少数派で、純粋な響きの組み合わせを精緻に構成したような作品が多いようだ。

 

メシアンのオルガン曲は、再生ではなく、実際に教会で聞くべきものなのかもしれない。

2009年1月22日 (木)

適材適所は大事だ

よく買い物に行くスーパー(正確に言うとGMS)のレジに、一人、ものすごく態度や仕事ぶりが丁寧な係員がいる。

 

スーパーのレジ係といえば繰り返しの多い作業で、長くやっていると仕事は速くなるが、態度は機械的になってくるのが普通だ。しかし、この人はもう1年はやっていると思うが、丁寧な物腰が変わらない。初心をまったく忘れずに日々繰り返しの多い仕事をやっているのだ。

 

悪く言えばバカ正直とかくそ真面目とか余計な枕詞をつけて形容されかねない様子なのだが、客の立場としては何の不満もないし、この人に当たるたびにいつまでたっても擦れない仕事ぶりに感銘を受ける。

 

おそらくこの人にとってはレジ係の仕事が天職のようにぴったり合っているのだろう。普通の人間は適性と与えられた仕事との間にずれがあって、その居心地の悪さから仕事に対するひたむきさを失ってしまう。ところが、この人のように適性に寸分たがわず合った仕事にめぐり会えた人は、いつまでたっても変わらぬ仕事ぶりを続けられるのだろう。

 

適材適所の大切さを実例をもって感じるのだった。

2009年1月21日 (水)

ペイパブにご用心

敏感な人なら気が付いていると思うが、新聞・雑誌には記事体広告がよく掲載されている。記事体広告とは、記事のような体裁で作られている広告だ。英語ではpaid publicity有料の記事)といい、これを略して日本ではペイパブと呼ぶこともがある。

 

新聞の場合は、編集記事(記事体広告でない本物の記事)とは書体やレイアウトが違っており、どこかに枠で囲って「広告」と表示されているのでわかりやすい。しかし、雑誌の場合は、編集記事とまったく同じ書体・レイアウトであることも多く、「広告」という表示もないのが普通だ。見分ける方法は、誌面の隅っこに「制作:○○社広告部」という文字が入っていることだけだったりする。

 

雑誌の方が編集部と広告主の力関係が拮抗しているということなのだろう。編集長自ら広告営業の一端を担っていることも珍しくない。お得意様の広告主に配慮して、編集記事で好意的に取り上げることもある。

 

記事体広告は一概に否定すべきものでもないのだろうが、読者は、編集記事と間違えないように気をつけて読みたい。

2009年1月19日 (月)

派遣切り対策でなく、失業対策を

いわゆる派遣切りの問題では、あたかも正社員になることを望んでいるのに不本意ながら派遣に甘んじていて、しかもそれも切られてしまって路頭に迷う人たちが多数でてきたような報道の仕方をされている。

 

しかし、他方で意外な事実もある。

 

・外食企業モンテローザが500人正社員を募集したのだが、応募が100人、採用は48人にとどまった。

 

派遣切りの地元である大分県杵築市が臨時職員28人の採用を計画したが、採用は3人のみ。同じく大分県日出町は3人の求人をしたが、応募者はゼロだった。

 

・人材派遣会社スタッフサービスの本原仁志社長は、派遣社員の60%は正社員を希望していないという。(以上いずれも119日付日経朝刊より)

 

つまり、もちろん全部がそうだとは言わないが、派遣という雇用形態を積極的に選んでいる人たちが意外に多く、また、仕事のえり好みをする余裕がないほど困っている人は意外に少ないのだ。派遣切りで悪者にされてきた産業界の反撃に日経が手を貸した報道なのかもしれないが、事実は事実だ。

 

年末年始に日比谷公園に設けられた派遣村に集まる人たちについて批判めいた発言をして更迭された総務政務官がいたが、あながち的外れの発言ではなかったのかもしれない(もちろん、重要な公職にある人間があえてするべき発言とは思われないが)。

 

いずれにせよ、景気後退に伴う失業の増加は不可避であり、公的な対策が急がれることはもちろんだ。その際に、派遣切りといったマスメディアが騒ぎ立てる特定の部分に目を奪われないで、全体として失業者の生活をどう守るか、失業者をいかに少なくするかを考えることが大切だ。

2009年1月17日 (土)

アニメ「ヘタリア」放送中止~韓国人よ、もっと堂々とせよ

ケーブルテレビの子供向け専門チャンネル「キッズステーション」が放映予定だったアニメ「ヘタリア」が、韓国のネット上での反発に押されて放送中止になったという。

 

原作に登場する韓国人のキャラクターが、日本に依存しながら、中国を「兄貴」と呼び、文物は何でも韓国起源と主張する人物なのだそうだ。ただし、アニメにはこの韓国人キャラクターは登場しない。(yomiuri onlineによる:これこれ

 

実際には登場しないキャラクターの設定が気に食わないからといって番組全体の放送中止を求めるというのはどう考えても過剰反応だ。仮にこのアニメの主たるテーマが韓国人を侮辱することにあるとでもいうのであれば、放送中止までを求めるのも理解できるが。

 

欧米の映画やドラマには、カリカチュア的な日本人が登場することも時々あるが、だからといって日本人が大挙して放映・上映中止を求めたという話は聞いたことがない。どんな民族も他民族からはステレオタイプで見られることはあるし、作品の中にキャラクターとして登場するということは一定の存在感があるからでもある。

 

キッズステーションは、一民間企業であるから、いかに筋の通らない反発だったとしても商業上マイナスになることを避ける判断をせざるを得なかったのだろう。

 

こういう出来事を知るにつけても、韓国人がいかに自分たちに自信を持っていないかを感じさせられる。過剰な反発で作品を放送中止に追い込んだことで、かえって韓国人に対するイメージが悪化したことを知るべきだ。

 

もっと堂々として、そんなキャラクターなんか笑い飛ばせばいいんじゃないですか?

2009年1月14日 (水)

ファミレスの落日

ファミリーレストラン(ファミレス)の売上げが長期低落傾向を続けているという。そういわれてみれば近頃ファミレスは魅力がない。

 

かつては、清潔で明るく居心地の良い店内、見やすくて美味しそうなメニュー、安定した料理の内容などに結構惹かれたものだった。気楽なデートや男同士での食事でもよく利用した。

 

店内が明るくて快適なところは変わってはいないが、料理がまずくなったように感じる。当方の舌が肥えた可能性もなくはないが、他方で牛丼屋には相変わらずお世話になっていて満足度は変わらないので、やはり実際にまずくなっているのではないか。

 

コストダウンのために、セントラルキッチンで作るメニューがほとんどとなり、実質的には冷凍食品を温めなおして出しているのに等しいという噂も聞いたことがある。食べた実感もそれに近い。

 

テレビをつければグルメ番組をやっており、競争の厳しい外食産業で各業態がしのぎを削っているのに、肝心の料理をまずくしてしまっては凋落するのもやむをえない。ファミレス各社の経営者は高齢化しており、過去の成功体験の呪縛にはまっているのではないか。

 

美味しいものを出すという料理屋の基本をよく考え直さないと、ファミレスは過去の業態になってしまう可能性は高い。

2009年1月12日 (月)

「市場リスク 暴落は必然か」リチャード・ブックステーバー

Risk 原題はA Demon of Our Own Designという。直訳すれば「我々自身が設計した悪魔」となろう。ここでいう悪魔とは、昨年来の金融危機を招いた金融商品とその市場だ。

 

アメリカ金融市場の当事者だった著者がいくつかの金融機関を渡り歩いた中で見聞した経験に基づいて、なぜ有名な金融機関が莫大な損失をこうむったのか具体的な逸話で語っている。

 

多数の人物が実名で出てくるので、この業界にいた人なら、「ああ、あいつがこんなことをやっていたのかっ!」というような楽しみがあるだろう。

 

これらの逸話で繰り返し語られているのは、高度な金融工学を駆使していたはずのアメリカの投資銀行で、実はリスク管理や内部統制が十分には機能しておらず、成功報酬の巨額のボーナス欲しさに担当者が無茶な投資をしても見過ごされていたということだ。

 

今回の金融危機が発生するまでは金融工学が高度で精緻なものであるかのような印象で語られることが多かったが、本書を読めば、決して金を確実に生み出すマシーンのようなものではなく、あくまでもそれを使う人間の能力次第であることがわかる。

 

考えてみれば、工学は、こうすれば良いという確実な方法をあらかじめ教えてくれるものではなく、事実と仮説との乖離の検証を繰り返しながら、確実性の高い方法を編み出していくものだ。「金融工学」のバイブルを持ってさえいれば金がじゃんじゃん入ってくるということはなかったのだ。その他の工学と同じように、その技を使う人間の能力と心がけに依存するのだった。

 

十分なリスク管理の方法・体制が整わないままに金融工学のモデルだけが複雑化してしまった結果が金融危機だった。著者が提唱するのは、もっと商品を単純化して、人間の能力でコントロールできる範囲でリスクを取ることである。

 

なお、本書で、オプション、スワップなどの一般的なデリバティブについては読者が知っている前提で書かれている。そういう知識がない人には読みにくいだろう。

2009年1月10日 (土)

弥縫策でない本質的な労働者保護政策の議論を

野党が派遣社員の規制を強化する法案を国会に提出するらしい。共産、社民、国民新3党の案は、登録型派遣を原則として禁止するという。連日マスコミでは多数の企業でのいわゆる“派遣切り”が報道されており、世間の注目を集めているので、これに便乗して有権者の支持を集めようというわけだ。

 

派遣社員の絶対数を大幅に減らせば、“派遣切り”の数も減るだろう。しかし、野党の案は、経済活動を萎縮させて日本全体でみれば雇用を減少させる結果になる懸念がある。日本全体の雇用が減少してしまっては、“失業者”の数を減らすことはできない。

 

昨今の“派遣切り”では一方的に企業が悪者であるかのような見方がマスコミではされているが、世の中はそんなに単純なものではない。不況で仕事もないのに給料を払って労働者を抱えていたら、会社がつぶれてしまう。民間企業は福祉施設ではない。企業として存続のために可能な手を打つのは当然のことだ。

 

景気変動は避けられない現象であり、景気後退期に入ったときに雇用に柔軟性がなければ、コスト削減の打ち手に大きな制約があり、必要以上に会社倒産が増えてしまう。そうなれば、“派遣切り”どころか、正社員や役員も含めて全員が失業してしまう。

 

不況対策は、雇用を硬直化させる方法によって行うのではなく、セーフティネットを拡充する方法で行うべきだ。失業者に対する教育訓練など、不況をただ耐え忍ぶのではなく、不況脱出後に経済成長に弾みをつけられるような方策を行うべきである。

2009年1月 9日 (金)

相変わらず性根が腐っている厚生労働官僚

Kourou_3

厚生労働省といえば、数年前は薬害事件や巨額の年金原資の無駄な施設への投資、最近でも年金の事務に関する数々の不正行為・怠慢行為などで常に世論の強い批判の対象になってきた官庁である。

 

あまりに年中批判されているので、もはや国民の支持を得ることは諦めてしまったのだろうか。今度は医薬品のネット販売の規制に乗り出した。

 

特段の問題も起きていないというのに、根拠もなく“安全性が確保できない”という理由をでっち上げて、せっかく成長している医薬品のネット販売を事実上禁止しようとしているのだ。

 

この方針を打ち出してから国民に支持されていないので、2年前に1件だけ起きた事件をマスコミに流して報道させ、医薬品のネット販売は危険だというイメージを植えつけようと工作している。

 

この事件は、22歳の男性がネットで鎮痛剤を大量購入して自殺を図ったというものだ。自殺する明確な意図があれば、別にネットでなくても薬局を数件回れば鎮痛剤を大量購入することは容易だ。それなのに、あたかもネット販売が問題であるかのような報道がされている。厚生労働省の意図に易々と乗って提灯記事を書くマスコミの矜持の低さには呆れる。

 

それはともかく、今回の医薬品のネット販売の禁止は、天下り官僚の黒幕がいて一部業界団体の既得権益の保護を画策しているのが実態だ。

 

国民が求めるサービスを提供しているからこそネット販売が成長しているというのに、一部業界の既得権を守るためだけに役所の権限を振りかざして無用な規制をかけるなど、時代劇に出てくる悪代官そのものではないか。

 

ここまで腐りきった連中が国民の健康や福祉を仕切っているかと思うと悪寒がしてくる。しかし、その悪寒を治す薬は、厚生労働省からは手に入れることはできないのだ。

2009年1月 7日 (水)

日本製の石鹸はいい

知人からギリシアのお土産でオリーブオイル石鹸をもらった。ところがこれが溶けも泡立ちも汚れ落ちも悪い。おまけにすすぎに時間がかかり香りも悪い。もらったものをこんなにけなすなんて人の道に外れているようだが、本当だから仕方がない。使い物にならないので残念だがゴミ箱行きとなった。

 

替わりに常用している日本の有名メーカー製石鹸を出したら、溶けも泡立ちも汚れ落ちもすすぎも香りも極めてよい。

 

そういえば、出張や旅行でヨーロッパに行ったときに、向こうの石鹸はすすぎが悪く、洗った後ぬるぬるした感じがなかなか取れなかったのを思い出した。アメリカの石鹸はヨーロッパほどは悪くない。日本製が一番品質が良い。

2009年1月 6日 (火)

日本国民の民度は上がった

昨年11月頃の世論調査結果なので大変旧聞に属するところではあるが、定額給付金を支持しない国民が6割に上っている。日本国民の民度も上がったものだ。

 

このブログで以前、定額給付金が支給されることを前提に所得制限について考察したこと があったが、正直、多数の国民が支持しないところまで意識が向上しているとは思っていなかった。

 

1999年の地域振興券のときは、小渕内閣の支持率が20%から50%に上昇するという目覚しい効果を上げたものだった。地域振興券は、所得制限や年齢制限があって、定額給付金ほどの無差別バラマキではなかったが、有権者の歓心を直接金で買うような施策という点では同じだ。

 

地域振興券も定額給付金も公明党が主張した景気対策というところが共通している。公明党としては、地域振興券の成功がよほど強く刷り込まれているのだろう。

 

ところが、今回は国民の反応がまったく違う。何もしなくても現金がもらえるのは誰しも少しはうれしいはずだ。だが、景気対策としての効果が期待できず、その後に増税が控えているとなると、貴重な財源をくだらない施策に使うのはやめてくれというのが多数の国民の反応だった。

 

国民の意識は進歩しているのだ。進歩していないのは公明党だ。

 

まして、非正規労働者の失業が相次ぐ昨今の情勢では、定額給付金のような的外れのバラマキ愚民政策をごり押しする政府の間抜けさ加減がひときわ目立ってしまう。不十分なセーフティネットの整備などをこそ急ぐ必要がある。

2009年1月 5日 (月)

インプットをしないとアウトプットも出ない(言い訳)

このところブログの更新が滞っている。定期的にアクセスしてくださる方には申し訳ない。

 

今年は寝正月でひたすらリラックスして過ごしたので、まともに新聞・雑誌・本を読まず、テレビ番組も集中しては見ず、音楽もきちんとは聴かなかった。せっせとやったのは未聴の山となっている箱物CDをPCに取り込むリッピングくらいのものだ(モーツァルト大全集170枚、メシアン作品集32枚、カラヤン・シンフォニー・エディション38枚、バロック・マスターワークス60枚、アンドラーシュ・シフ・バッハピアノ作品集12枚等々のリッピングを完了)。

 

このようにきちんとしたインプットをしないと、まとまった考えとか感想とかが出てこない。

 

本日から徐々に通常モードに戻るはずなので、アウトプットも出てくることを自分に対して期待している。

2009年1月 1日 (木)

セルフレジはまだ発展途上

スーパーマーケットでセルフレジというものが導入されつつある。普通レジでは店員が商品を端末でスキャンして売上げを入力し、代金の授受を行う。セルフレジでは、客がこの作業をすべて自分で行う。

 

端末は専用のもので、商品の置き台が秤になっており、レジを通す前後で商品の重量が減っていないかを判別する。これによりレジを通していない商品を持ち帰らないよう抑止力が働くようになっている。

 

新し物好きもあり、ためしにセルフレジを使ってみた。その結論が表題のとおり「まだ発展途上」である。

 

一つは、客の側にも慣れが必要なので、客も発展する必要がある。スーパーのレジ係は単純な仕事で誰でもすぐにできそうなものだが、やはり熟練した係員は仕事が速い。セルフレジで慣れない客がやると商品をスキャンするだけでも結構時間がかかるものだ。

 

そして、より重要なのは、システム自体や店舗の運営がまだ練れていない。スキャンしてバーコードが読み取られてもデータベースとの連係がうまくいかない商品があったり、システムのインターフェースや画面遷移が直感的でなかったりすることがある。

 

セルフとは言っても店員が見ていないわけではなく、数台のセルフレジをまとめて担当する店員がいる。客が慣れておらずシステムの練れていないこともあって、しょっちゅう店員が客のサポートをする必要があり、完全な「セルフ」の状態にはほど遠い。

 

何から何まで全部客がやるのも妙なものだが、それでコストダウンになって商品が安くなるのならそれもいいかもしれない。しかし、改善の余地があるので、システムとして完成し、本領を発揮するのにはもう少しの努力が必要だろう。

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