ファミレスの落日
ファミリーレストラン(ファミレス)の売上げが長期低落傾向を続けているという。そういわれてみれば近頃ファミレスは魅力がない。
かつては、清潔で明るく居心地の良い店内、見やすくて美味しそうなメニュー、安定した料理の内容などに結構惹かれたものだった。気楽なデートや男同士での食事でもよく利用した。
店内が明るくて快適なところは変わってはいないが、料理がまずくなったように感じる。当方の舌が肥えた可能性もなくはないが、他方で牛丼屋には相変わらずお世話になっていて満足度は変わらないので、やはり実際にまずくなっているのではないか。
コストダウンのために、セントラルキッチンで作るメニューがほとんどとなり、実質的には冷凍食品を温めなおして出しているのに等しいという噂も聞いたことがある。食べた実感もそれに近い。
テレビをつければグルメ番組をやっており、競争の厳しい外食産業で各業態がしのぎを削っているのに、肝心の料理をまずくしてしまっては凋落するのもやむをえない。ファミレス各社の経営者は高齢化しており、過去の成功体験の呪縛にはまっているのではないか。
美味しいものを出すという料理屋の基本をよく考え直さないと、ファミレスは過去の業態になってしまう可能性は高い。



コメント