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2009年1月31日 (土)

男系継承の意義

NHKスペシャル「女と男」を興味深く見た。1回目と2回目では、女と男では脳の機能に違いがあること、女は採集と育児、男は狩猟に最適化していること、恋愛は子育てのためであることなどが説明された。ここまでは、これまでになんとなく感じていたことだったので、意外性はなかった。

 

3回目では、男性を決定する性染色体Yはいったん起きた損傷を修復できないため、損耗を続けていることが紹介された。Y以外の染色体は、2本で対になっているので、仮に一方の遺伝子に損傷が生じても、細胞分裂の際にもう一方から複写することで修復が可能だ。ところがYは1本しかないので、損傷が生じても修復することができずそのまま複製し父から息子に受け継いでいくしかない。そのため、1億6千年前にはY染色体にもX染色体と同様1000の遺伝子が載っていたが、損耗を続けて70にまで減ってしまった。

 

そのまま受け継がれていくしかないとすれば、できるだけ優秀なY染色体が多数残っていくことが人類にとって望ましい。どの男が優秀なY染色体を持っているのか容易に知ることはできないが、おそらく知力・体力ともに優れた男なのだろう。仮に優秀なY染色体を持っている男は支配者の地位につく確率が高いとすれば、現代以前にはどこでも一般的だったように、支配者は後宮を持って多数の子孫を残すことに生物学的な意義があることになろう。

 

Y染色体以外の染色体は、配偶の過程で遺伝子の組み換えが起こって変化していく。親子の間で変わらずに受け継がれるのは父から息子へのY染色体だけなのだ。遺伝子の知識のなかった時代に男系継承によってY染色体を継承する仕組みができたのは、長年の経験の中で父から息子にだけ伝わる何かがあることを察知していたのかもしれない。

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