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2009年2月 9日 (月)

「世界の言語入門」黒田龍之助

03035200 新書見開き2ページで1言語、合計90言語についてのエッセイ集である。もちろん2ページではいかなる言語についても包括的なことを述べることはできないし、著者もこれほど多数の言語が話せるわけではないので、著者がその言語について思うこと、知るところを自由につづったものだ。

 

90言語を通じて一貫しているのは、あらゆる言語について無差別であることと、未知の言語への好奇心だ。

 

言語学者ならば、言語に優劣がないことは知っている。しかし、現実には英語など政治・経済・文化において優勢な国の言語が研究対象となることが多い。有名なチョムスキーのユニバーサル・グラマー(普遍文法)理論は、その名称とはうらはらに英語を前提として組み立てられた理論だったりする(他の言語での検証も進められてはいるが)。

 

著者は、スラブ語という日本ではマイナーな言語を専門にしているため、日陰者のつらさを身をもって経験していると思われる。そのためか、優勢な言語に肩入れして勝ち馬に乗ることもなく、かといって劣勢な言語を無理に引き立てることもなく、あらゆる言語に淡々と、しかし、好奇心を持って接していることが持ち味だ。

 

新書という出版形態では、テーマを一つに絞って一般の読者向けにわかりやすく解説するものが多い。本書は極めて短いエッセイの集まりであり、新書としてはかなり珍しい。

 

外国語といえば英語とか、役に立つ外国語として中国語を学ぶとか、ともすれば私たちは先入観や世俗的な色眼鏡をもって外国語と接してしまいがちになる。世界中にいろんな言葉を使って生活している人たちがいることをたまには考えてみるのもよい。

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