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2009年2月23日 (月)

なぜ政界に二世三世ばかりが増殖するのか

日経ビジネスオンラインの連載記事『衆院選「候補者A」かく闘わんとす』は、大変興味深い。

 

金融機関に勤めていた普通のサラリーマンが会社を辞めて衆議院議員への立候補を決めてからを描く現在進行中のドキュメンタリーだ。

 

これを読むといかに選挙に金がかかるかがよくわかる。まだ選挙の公示はされていないので、事前準備を続けているだけだが1年で数千万円の金が消えていく。解散・総選挙が遠のくにつれて出て行く金も増え続けている。自分の蓄えはとうに使い尽くして、今は年老いた親からの借金で陣営をやりくりしている。

 

もちろん当選できる保証はない。落選すれば借金を抱えてただの失業者になるだけだ。当選したとしても、多額の借金を抱えていることには変わらないので、返済するための資金繰りの苦労は続くだろう。

 

なぜ政界に二世三世ばかりが増殖するのかその理由の一端がわかった。こんなにもハイリスクなのにリターンも定かではない選挙に、普通の人間なら挑戦しないだろう。地盤・看板・カバンを親から受け継げる人間なら、リスクを大幅に軽減することができる。そうでなければとてもじゃないがやる気にはならない。いくら高邁な理想があったとしても、生活を重大な危機にさらすことはなかなかできるものではない。

 

国を会社に例えると、国会議員は取締役のようなものだ。会社の取締役は、仕事上の実績や公私の付き合いの中で人格識見を確かめたうえで候補者が選任される。ところが、国会議員は誰でも立候補することはできて、必ずしも候補者を良く知らない有権者が投票して決める。どこの馬の骨だかわからない人間に投票するくらいなら、二世三世の方が能力はともかく素性はわかっているだけまだましだ、と地元の後援組織は考えるわけだ。そして代々家業は政治家ですという人種が発生する。ただし、能力も人格識見も棚上げにして。

 

能力も人格識見を十分に見極めないで選ばれた取締役ばかりの会社がもしあったら早晩破綻するだろう。そして、日本国も...

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