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2009年3月 1日 (日)

Too Big To Failを規制せよ

アメリカに端を発した金融危機の再発防止策として、スタンフォード大学のバーク教授は興味深い提案をしている。

 

今回の金融危機の大きな原因は、いくつかの投資銀行が過大なリスクを取っていたにも関わらず投資家/債権者が経営をよくチェックしていなかったことにある。この状態が発生した背景は次のとおりだ。

 

投資銀行が巨大になりすぎるとToo Big To Fail(社会的影響が大きすぎるので破綻させられない)状態になる。仮に破綻しそうになれば公的資金が注入されることが想定されるので、政府の債務保証が暗黙の前提になってしまう。すると債権者はこの投資銀行をチェックすることを怠るようになる。

 

しかも投資銀行は本来よりも安いコストでどんどん資金を調達することができるので、さらに巨大化し、集中化が進んでいく。

 

バーク教授は、こうした問題を防止するためには、Too Big To Failにならないように投資銀行の規模を規制することを提案している。暗黙の政府保証があてにされることがないため、投資家も投資銀行の経営をチェックするし、集中化も防げる。

 

米ビッグスリーを始めとして各国で製造業にも公的資金を投入する動きが出てきている。これもToo Big To Failだからだ。破綻した民間企業に公的資金を投入することは、本来市場から退出すべき非効率な企業を温存し、結果的に経済を弱体化させてしまう懸念が指摘されている。Too Big To Failを出現させないことは、投資銀行に限らず、健全な経済にとって重要なことなのかもしれない。

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