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2009年4月30日 (木)

絶滅の危機に瀕した言語

世界には絶滅の危機に瀕している言語が多数ある。その言葉を話す人の数が数人とか一人とかになってしまったり、数十人いても全員がお年寄りだとか。

 

「絶滅の危機に瀕している」と言われれば、反射的に「保存・保護しなくちゃ」「何とか存続させられないものだろうか」と考えてしまいがちだ。しかし、本当にそうするべきなのだろうか。

 

場合に分けて考える必要があるだろう。他言語の話者が権力を握っていて、権力によってその言語を弾圧している結果、絶滅の危機に瀕しているといった場合には、「保護しなくちゃ」というのは正しい反応である。

 

他方、別に誰も強制はしていないのに、その言語の話者たちが自由意志でもって子供たちは他の言語を話すように仕向けているといった場合はちょっと違うのではないか。そのような場合にまで、その言語共同体に属しない人間が「何とか存続させられないものだろうか」と介入するとしたらただのおせっかいだ。

 

もちろん、人間の文化の形態の記録としてそうした言語の記述が残ることは望ましい。ある言語が滅びることによって、その言語で伝承されていた文芸・話芸・歌なども失われてしまうのは事実だ。相互理解の促進を取るか、伝承の価値を取るかの厳しい選択を迫られる場合もあるだろう。しかし、当の話者たちが存続を切望していないとしたら、保存運動はいらぬお世話だろう。

 

バベルの塔の神話が端的に示すように、人類は多数の異なった言語を話すが故に相互理解が妨げられている面がある。言語の種類が減ればそれだけ相互理解が進む可能性がある。子供には他言語を身につけさせて、他地域・外国の人達との意思疎通ができるようにしてやりたいという親心は正しいように思われる。

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