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2009年5月 5日 (火)

マーラー「交響曲第8番」バーンスタイン、ウィーン・フィル他(DVD)

645 1975年のライブ収録。若干会場ノイズが聞こえる部分もあるが、大きく観賞の妨げになるほどではない。さすがに30年以上前の映像なので、地デジのハイビジョン映像を見慣れた目には古めかしく映る。その一方で、音声はハイファイなので、映像の古めかしさと音質の良さとがとてもアンバランスに感じられる(しばらく見ていると慣れるが)。

 

映像は、細かく楽器のアップが切り替わりめまぐるしい。また、オーケストラの演奏者はあまり写さず、楽器だけのアップがほとんどだ。日ごろ見慣れているNHKテレビの映像では、楽器だけのアップはせず、演奏者を一緒に写しているので違和感を覚える。しかし、今どこのパートがメロディーや印象的なパッセージを演奏しているのかを的確に映像で教えてくれるので、これまでCDで音だけを聴いていたときにははっきりと認識していなかったオーケストレーションが分かって面白かった。また、天井桟敷に配置されたトランペットも映像ではっきりと示されていた。

 

録音はオンマイクで、あたかも両側のスピーカーを結ぶ平面上に演奏者がいるような音像になる。しかし、定位がはっきりし、迫力があるので、こういう録音も悪くない。1970年代の録音なので、今日の録音に比べるとかなりレンジは狭いはずだが、臨場感が補ってあまり古さを感じさせない。

 

ときどき映像と音声とが合っていないことがあり、映像とは違う演奏から音声を編集した部分があるようだ。

 

演奏は、バーンスタイン全盛期らしく濃い表現で、「千人の交響曲」と呼ばれる超大編成がこけおどしではなく、説得力を持たせることに成功している。第一部の終始輝かしい盛り上がりの後、第二部の前半の静謐な音楽はコントラストが強すぎてだれた感じになることがあるが、この演奏では映像も手伝って静かな部分ながら色彩的なパッセージが次々に展開することがよく伝わってきた。

 

8人いる独唱者たちはレベルが高くそろっているが、ジュディス・ブレゲン(ソプラノ)が透明感のある美声で表情豊かに歌っているのが印象的だった。

 

なお、このDVD2枚組みで、もう一枚のディスクに交響曲第7番が収録されているが、未試聴。

 

Mahler: Symphony No. 8

Edda Moser, Judith Blegen, Gerti Zeumer (Soprano)

Ingrid Mayr, Agnes Baltsa (Contralto)

Kenneth Riegel (Tenor)

Hermann Prey (Baritone)

Jose van Dam (Bass)

Konzertvereiningung Wiener Staatsopernchor

Singverein der Gesellschaft der Musikfreunde

Wiener Sängerknaben

Leonard Bernstein

Wiener Philharmoniker

Deutsche Grammophon 00440 073 4091

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