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2009年5月17日 (日)

クラシック音楽とは何か

クラシック音楽の正確な定義があるのかどうか知らないが(芸術に関することで厳密な定義はおそらくないだろう)、およそ「西ヨーロッパの芸術音楽(大衆音楽に対比して)およびその様式に則った音楽」といったようなものになるだろう。

 

これは地理歴史的な側面から定義したものであるが、もう少し「音」そのものに即して定義しようとすれば、「主に西ヨーロッパに起源を持つ楽器または歌唱法を使用し、主に西ヨーロッパの音律に則った音楽。ただし、リズムセクションを有しないもの。」とでもなるだろうか。

 

「西ヨーロッパ」云々のところは言わずもがなであり、「リズムセクションを有しない」というところが芸術音楽と大衆音楽を分ける最大のポイントなのではないかと考えている。

 

クラシック音楽では、打楽器や打弦楽器・撥弦楽器(擦弦楽器の打弦・撥弦奏法を含む)が使われていても、曲の全部またはほとんどを通してリズムを刻むことはない。リズムを刻むことは暗黙のうちに禁止されているのがクラシック音楽だといっていい。

 

リズムセクションがあれば、メロディー、ハーモニー、テーマとその展開が若干弱くても、なんとか間を持たせることができる。ジャズのライブではドラムスがソロで十数分演奏を続けて聴衆を熱狂することもある。おそらくリズムがもっとも人間の生理に直接的に働きかける力を持っているからだろう。

 

ところがクラシック音楽は、もしかしたらもっとも力強い音楽の要素であるリズムを封印している。太鼓やティンパニは、曲の中で特にアクセントを付けたいところでせいぜい数小節しか続けて演奏することはできない。

 

その結果、必然的にメロディー、ハーモニー、テーマとその展開(リズム以外の要素)をしっかりと作りこまなければ楽曲としての説得力を持たせることができない。聞き手も、リズムという生理的なものに身を委ねることはできないので、しっかりと聞き込むことを要求される。

 

それがクラシック音楽なのである。

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