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2009年9月17日 (木)

マーラー「交響曲全集」クラウス・テンシュテット指揮ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団

031 マーラーの番号付き交響曲(つまり、「大地の歌」は入っていない)の1977年~1986年の録音。英EMIの廉価ボックスシリーズの1つとして発売されたものだ。

 

アールヌーボー・デザインのクラムシェル式の箱に入ったこのシリーズは、EMIの往年の名演奏家の全集がいくつも入っていて、お買い得感がある。例えば、アルバン・ベルク弦楽四重奏団のベートーヴェン弦楽四重奏曲全集、マルティノンのドビュッシー・ラヴェル管弦楽曲集など。

 

テンシュテットのマーラーは、初発当時にはレコード会社のパブリシティに力が入っていて、雑誌の批評で名盤だと称されていた5番と10番「アダージォ」は単独でも買った。今回、この廉価ボックスで全集が出ているのを知り、大人買いしてしまった。

 

全曲を聴いた感想は、凡庸な演奏だ。エキセントリックなところはないし、破綻もしていないので、大きな弱点はない。しかし、どうしてもこの演奏でなければ、という個性もない。マーラーに特別な思い入れのない人が「一応全集も持っておくか」というような目的なら十分だ。

 

マーラーの交響曲は(たいていの交響曲もそうだが)最終楽章で大きく盛り上がり、聞き手も高揚感を持ってノッて深い満足感を得るようになっている。ところが、テンシュテットは、最終楽章のノリが悪い。まるで第1楽章のように慎重な歩みを続けるばかりだ。

 

これらの録音が行われた1980年前後、晩年に差し掛かっていたテンシュテットは急に「巨匠」と持ち上げられ急に録音が相次いだイメージがある。それから30年近く経た現在、残念ながら「テンシュテットでなくては」といわれるような特色ある名盤はほとんどないのではないか。

 

1980年前後のEMIの録音は周波数レンジが狭く、臨場感が乏しい。もしかすると、これらの演奏が凡庸に聞こえる一因になっているかもしれない。そうだとするとテンシュテットには気の毒だが。

 

 

Mahler: The Complete Symphonies

London Philharmonic Orchestra

Klaus Tennstedt

EMI Classics 5 72941 2

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