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2010年1月14日 (木)

ベートーヴェン「交響曲全集」クルト・マズア指揮 ゲヴァントハウス管弦楽団(1972~1974)

Masur Brilliant ClassicsLudwig van Beethoven Complete Works100枚組)の最初を飾る交響曲全集は、まだ40代だったマズアが音楽監督に就任してほどなく録音したライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団との演奏だ。

 

よく考えてみると、オーケストラ中心にクラシックのCD1000枚は持っている私だが、何とゲヴァントハウス管弦楽団のものはこれが初めてだった。生はもちろん、放送でもちゃんと聴いた記憶がないので、ゲヴァントハウス管弦楽団初体験である。

 

なぜゲヴァントハウス管弦楽団を聴かなかったのかというと、おそらくこれまでにどこかで読んだ演奏批評で、「東ドイツらしい重厚な音色」とか「いぶし銀のような渋い響き」というような決まり文句のイメージが刷り込まれていて、「洗練されていない」、「地味」だと思い込んでいたからだろう。

 

それで今回もあまり期待せずに、しかし、せっかく購入したベートーヴェン全集なので順番に100枚全部聞いてやろうと、聴き始めた1枚目だった。そして、「ん? このオーケストラの音色、軽やかできれいじゃん!」となったのだ。

 

よく言われるようにドイツらしく低弦はしっかりしているのだが、だからといって弦全体が地味な響きでは全然なく、全体として透明感のある、そよ風を身に受けているときのような爽やかさがあるのだ。低音がしっかりしているからこそ、高音が軽い響きでも音楽全体が軽薄にならない。音色が美しいだけではなく、演奏もベートーヴェンを心から楽しんでいる雰囲気が強く伝わってくる。

 

3番など正直食傷気味で、カラヤンの演奏を聞いていると退屈してくるのだが、このマズアとゲヴァントハウスの演奏なら、演奏家たちと気持ちを通わせるような気分で楽しむことができた。マズアのいかめしいひげ面の肖像写真からは想像もつかない、しなやかで、みずみずしく、心おどる演奏だ。

 

とにかく、このマズア指揮ゲヴァントハウス管弦楽団は盲点だった。もしクラシック初心者がベートーヴェンの交響曲全集を推薦してほしいと言ってきたら、ためらうことなくこれを勧めるだろう。

 

Beethoven: Symphonies

Kurt Masur

Gewanthausorchester Leipzig

 

Ludwig van Beethoven Complete Works

Brilliant Classics 93553

 

交響曲全集だけの国内盤

ビクターエンタテインメント VICC60571

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コメント

マズアのベートーベンは35679とギレリスとやったコンチェルト全集を持っています。

マズアの評判は前任者のコンビチュニーに比べると恐ろしく低く、ゲバントハウスのレヴェルが下がったなんて言われるのですけれど、政治的混乱もあったんでしょうねえ。トレーナーの能力も若干なかったのかも知れませんが。(1970のトレーナーの鬼マルケビッチが客演した時は立派な演奏をしています。展覧会の絵)

でもここの演奏は堂々としていていいですよね。そりゃ圧倒的とまでは言えませんが。ギレリスとのサイクルはレーニン賞の受賞記念で最も権威ある指揮者であるマズアを呼んで開かれたものです。世評はスタジオのセル盤の方がいいけど、こっちも全然別の側面を見せていいです。

ブリリアントの100枚セットはぼくも買おうかと食指が動きました。で、中身を見ると有名盤は3/4くらい持ってる。で、やめました。でもすごい盤ばかりですよね。

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