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2010年1月13日 (水)

環境負荷を高めるコンパクト洗剤の“コンパクト”化

花王の「アタック」に代表される衣料用コンパクト洗剤(もう当たり前になってしまってあえて「コンパクト」と言わなくなったかもしれないが)は、当初1箱あたり1.2kg入だった。

 

ところが、いつの頃からかスーパーなどで特売の目玉商品となってぎりぎりの安売りが常態化してしまい、メーカーは利益が出なくなった。本来なら、実売価格をもとに戻したいところだが、既に消費者には特売価格が値ごろ感として根づいてしまい、値上げはできない。そこで、実質値上げとして、1.2kg入を1.1kg入にした。

 

その後も目玉商品としてのステータスは変わらず、実売価格は下がる一方だ。そこで、さらなる実質値上げとして、去年あたりから1.1kg入が1.0kg入になったのだ。

 

ここで問題がある。内容量が減ると、相対的に容器や計量スプーンに使われる資源の量が多くなってくる。1.2kg入が1.0kg入になっても、箱に使われる材料の量は同じ割合で減るわけではないだろうし、スプーンは全く減らない。同じ洗剤の量あたりでは容器などの量が増えるのだ。

 

これは当然価格にも跳ね返ってくるし、使われる資源の量が増えることにもなる。消費者は、箱やスプーンが欲しくて洗剤を買うのではない。ところが、洗剤を買うためには、どうしても付随して容器やスプーンは必要になってくるという性質のものだ。そのために資源が浪費され、回りまわって環境負荷が高くなる。

 

そもそもティッシュペーパーや衣料用洗剤の「実施値上げ」は姑息な手段だし、消費者ももっと賢くなって目先の値札につられないようになるべきだ。

 

メーカーも窮余の一策でこういうセコいことをするのではなく、逆に、2kg入とか3kg入とか大きくしてスケールメリットで安い商品を出したらどうか。それなら同じ量の洗剤あたりの容器やスプーンは少なくてすむ。価格にも反映できるだろうし、資源の浪費も防げて、三方一両得ではないか。

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