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2010年1月17日 (日)

バッハ「ヴァイオリン協奏曲集」ヒラリー・ハーン(Vn)、ジェフリー・カハネ(指揮)、ロサンジェルス室内管弦楽団

Cd23 ドイツグラモフォン111周年記念セット(111 Years of Deutsche Grammophon: The Collector’s Edition55枚組)の1枚としてハーンを初めて聴いた。

 

若い女性ヴァイオリン奏者というと、何となく線の細い明るい音色をイメージしてしまうのだが、ハーンは全然ちがった。芯のしっかりした、やや暗めで、強い主張のある音だ。

 

そして、どんなに早いパッセージでも完璧に音が揃っているテクニックには驚いた。ネットで調べてみたら、ハーンは、まさに音型や跳躍によって音の出方が左右されないように、毎日バッハの無伴奏を弾いて自分のテクニックを維持し確認しているという。

 

ここでの協奏曲は、両端楽章が著しく速いテンポで演奏されている。このスピードにはついて来られない聴き手も多いだろう。しかし、ただ闇雲に速く弾いているわけではなく、そのスピードに負けない音楽表現をハーンはしてのけている。ちょうど、スピードを出してはいても、周りの状況を把握し、カーブではぎりぎり曲がれるスピードをわかっている車の運転のようだ。ただし、リラックスはさせてくれないので、聴き手は、乗れるか、振り落とされるかどちらかにはっきり分かれるだろう。

 

アメリカでは、他人に理解して欲しいことはすべて表現し尽くさなければならないという不文律がある。日本や欧州では、すべてを言わずに、あるいは直截な言い方はしないで、相手に察してもらうのと対照的だ。

 

ハーンの演奏は、このようなアメリカ的な表現に則っているように感じる。思わせぶりなところは全くなく、聴き手に伝えたいことはすべてはっきりとわかるように表現している。

 

その分、短期間のうちに何度も繰り返しCDを聴きたいとは思わないかもしれない。むしろ、この旺盛な表現力には、生演奏で触れて圧倒されてみたい。

 

 

Hilary Hahn, violin

Los Angeles Chamber Orchestra

Jeffrey Kahane, conductor

111 Years of Deutsche Grammophon: The Collector’s Edition

Detusche Grammophon 00289 477 8401

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