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2010年4月15日 (木)

吉野家がふたたび経営危機に

牛丼店「吉野家」を経営する吉野家ホールディングスの2010年2月期決算は、税引き後89億円の損失となり、上場来最大の赤字だという。

 

吉野家はかつて創業経営者の下で経営危機に陥り、アルバイト入社だった安部修仁社長が再建を果たしたことで有名だ。しかし、年月が経ち、再び経営危機を迎えたようだ。

 

最近、ふとした気まぐれで「すき家」に行ってみて、吉野家が危機に陥った理由がわかった。

 

「すき家」の方が、店が明るく清潔で、ハンバーグやカレーなどメニューも多様だし、牛丼に載っている肉の脂身が少なくて質が良いだけでなく、量もはるかに多い。「三種のチーズ牛丼」なんて、初めて見たときはキワモノかと思ったが、食べてみるとこれがいける。店で働いている人たちも元気で感じが良い。

 

「すき家」の3月の全店売上高は前年同月比32.2%増、既存店は12.1%増だったという。吉野家とは対照的な好調さだ。不況・デフレの中、「餃子の王将」など、安くてボリュームのある飲食店は業績が良い。本来、追い風が吹いているはずなのに、経営危機とはどういうことか。

 

牛丼店では「松屋」にもたまに行くが、こちらは味噌汁が無料でついてくる。もちろんちゃんと本物の味噌で作ったやつだ。吉野家の味噌汁は粉のインスタントに湯を注いだだけのもので金をとる。「松屋」にもハンバーグやカレーなど若者向けのメニューが用意されている。

 

吉野家は、牛丼店という業態の開祖であり、それを企業形態で展開したパイオニアだ。そのプライドがメニューの開発や運営の改善の妨げになっているのだろう。「これまでこのやり方で成功してきたのだから、これからもそのやり方を守っていく。それが老舗の誇りだ...」というような考え方をしていると、競合の進化に取り残される。

 

後発の企業はブランド力ではかなわない分、商品力や顧客満足度で吉野家を追い越さない限り、生き残れない。そのハングリーさが明暗を分けたのだ。

 

吉野家は、成功体験から決別して、競合他社を凌駕する商品・サービスを創造しない限り、ジリ貧の道を歩んでいくのではないか。部分的な改善ではだめだろう。

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コメント

コメントありがとうございます。

牛丼店には四半世紀以上お世話になっているので、老舗の吉野家を含めて、がんばってほしいと思っています。

中年音楽狂さんがご指摘のように、吉野家は店舗の設備にも限界があり、苦しい戦いなのでしょうね。

企業に体力があるときに力を蓄えておかないと、何かあったときに戦えなくなってしまうという例でしょうか。

こんばんは。吉野家は確かに努力不足のところが感じられますね。一時期のBSE騒ぎで,渇望感を煽ったあたりから,業績がおかしくなったかもしれません。

メニューのみならず,価格競争まで挑まれている現在,かなり厳しいというのが現状でしょう。しかし,たとえメニューを増やしても,今の厨房では多分対応しきれないで,オペレーション効率が下がって顧客満足度も併せて下がるでしょうから,早晩かなり切羽詰まってくるんではないかと思います。どうするんでしょうかね。

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