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2010年5月16日 (日)

問題なコマーシャル

ジョンソンの「カビキラー・除菌@キッチン・アルコール除菌」のテレビコマーシャルは問題だ。

 

濡れたふきんで食卓を拭くという当たり前の行為について、「雑菌を塗り広げているので危険」と断じ、「アルコール除菌が必要」だと決めつけている。

 

濡れたふきんに雑菌がいるのは事実だが、だからといって、それであちこちで伝染病が発生して病人や死人が多数出ているわけではない。人類は何百年も昔からふきんを濡らして食卓を拭くという行為を行ってきている。もしそのために病人が多発しているのなら、とっくの昔にそんなことはやめているだろう。雑菌のうち、病原性があるものはごく一部に過ぎないし、それが食卓のうえで増殖するわけでもない。

 

そもそも空気中でも、人間の体の中にでも、雑菌はいくらでもいるのであって、無菌状態にする必要はない。というか、無菌状態を維持することは不可能だ。仮に食卓をアルコールで拭いたとしても、アルコールが蒸発乾燥した瞬間から空気中の雑菌が次々に食卓の上に降り注いでくる。

 

また、ジョンソンのWebサイトを見てみると、「ウイルスにも効果的」と謳っている。しかし、胃腸炎を起こす感染性のノロウイルスは、アルコールでは死なない。もし家族がノロウイルスに感染している人が、この謳い文句を信じてこの商品でウイルスを防除したつもりになっていたら、家族全員がウイルス性胃腸炎で倒れる結果になるかもしれない。

 

したがって、ジョンソンのコマーシャルで言っていることは、嘘と脅迫なのである。ふきんは、頻繁に洗濯してよく乾かしてから使用すれば問題ない。無駄な商品を買わされないように気をつけよう。嘘と脅迫で商品を売ろうとするジョンソンという会社の辞書には企業倫理という言葉は載っていないようだ。

 

この例に限らず、衛生関連の商品は、無視しても良いリスクを針小棒大に言いふらして恐怖を煽り、不要な商品を買わせようとするものが多い。常識に照らして判断するようにしたいものだ。

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